寒くてあったかい国

週末は所用もあり台北に来ていた。

台北に来るのは２回目。５年前に当時の会社の出張で来たときは日本人数十人のパックで、しかもホテルでずっと会議に缶詰だった。だから、実質的には今回が初めて来たって感覚。

ほんとに感じたのは、とにかく人があったかい。

みんなが話してるのは中国語。でも、飲食店や売り場でも、ちょっとでも不都合があったり待たせると、すぐに「不好意思（＝申し訳ありません）」って言われて、丁寧に応対される。こんな単語、中国や香港では、俺は使ってるのを聞いたことがない　┐(￣ヘ￣）┌

サービスだって優しい。混んでいる店内でも、お客に合わせてきめ細やかに対応する。テーブルでお茶を足すときだって、中国のように１ｍも上のきゅうすから注いで、こぼれ放題にしたりしない。

言葉だって優しい。早口中国語の意味があまりわからなくても、ともかく怒られてる気はしないから。

笑顔だって優しい。サービスの質そのものは日本の方が上だと思うけど、でも日本の店員のように押し付けがましいコマーシャルスマイルや、人工的なうぐいす声はない。

歩いているカップルも、ヨーロッパやアメリカほどオープンじゃないけど、みんな自然体。飲食店でもどこでも、彼らまともに会話してるぜ　＼((;◎_◎)／！　　　お台場のレインボーブリッジの見えるレストラン（複数）で、全く会話なく手を握って静まり返る通称『ロマンチックな』カップルたちとは、天と地ほど違う。

こんなに優しくて自然であったかい国だったけど、なぜかたまたま、気温は５－１０度とかなり寒かった　（・・、）ヾ

心あたたまる素敵な体験だったよ　ヽ( ´ー`)ノ