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孔雀の住む島

ベルリン郊外の西南に広がる美しい湖地帯。

ハーベル(Havel)と呼ばれる同地域は、夏はヨットやクルーザーが浮かび、湖で泳ぐ人も多い

そこに野生の!?クジャクが住む島があると聞いて、さっそく先日行ってきた。

例によって、Aちゃんの友達のYさんとその赤ちゃん、俺とAちゃんの4人。徒歩3分のところに住んでいるので集合も簡単だ (^.^)

その名の通り孔雀島(Pfaueninsel)。岸からは100メートルも離れていないこの島には、海藻がもつれる湖水の中を泳ぐ勇気がない限り、ボートで渡るしかない。

Z7

Z6島自体はコンパクトで徒歩で回れる大きさだ。18世紀にプロシアの国王が建てた小さな城もあるものの、訪問者のメインは自然を堪能すること。

欧州に手つかずの自然というのは、ポーランド・ベラルーシ国境の一角やスイスなどの高山地帯を除いて全く残っていないと言っていい。

何千年も前から集団的な人間活動の痕跡と歴史がある欧州では、数えきれない火災、紛争・戦争、開発などによって、自然は絶えず荒らされてきた。全般的に平坦な土地が多いこともこの過程に拍車をかけたのだろう。

自然は破壊と回復の連続であったし、今の欧州の田舎で「自然に見える」森などは、みな人工的に植林されたものだ。森を歩くと、どことなく人間の手が入ってよく管理されている気がするのは、決して偶然ではない。

その中でこの島は、もともと王族の保養地として大切にされ、それでも開発の波が押し寄せそうになった20世紀初めからは自然保護区に指定されている。これは欧州ではすごいことだ。

この島を歩くとそれがよくわかる。生えている木の種類はベルリンや郊外の場所にあるものとあまり変わらないが、大きさが全然違う。数百年かけて育った、見上げるようなずっしりZ8とした巨木が多い。木々のZ13成長の仕方も自由で、各々さまざまな形をしている。

そして、これら木々から発散される香りは多様で複雑で、古代の森がどうであったのかを連想させられるものだ。

さらにはこんなに巨大なきのこ (°◇°;)

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あれっ 肝心のクジャクは??

俺たちは島に入ってすぐ、どこにでもいるとうわさのクジャクを確かめるべく、眼を皿のようにして木の上から地平線まで探したが、なかなか見当たらない。本当にいるのだろうか・・・

森林散策を1時間以上続けて、ふっと木の小屋の影を見たとき、

ついに、いっ いた~!!!

青と緑の美しい羽根を見せつけているオスに、数匹のメスがたわむれている。囲いなどもなく、野生の状態でそこら辺を歩き回り、いきなり飛んでは木の上になどに止まって、甲高い雄叫びをあげている

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Z11そんな孔雀の楽園がいきなり展開していたことに、まじで驚いたよ (@。@;)w

驚いたのは俺たちだけじゃなくて、生後初めてクジャクとご対面する赤ちゃんも。。。と思ったが、なんせ生後9カ月なので、よくわかっていない様子 (^.^;

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そう、もちろんクジャクが古来からこの島にいたということではなく、貴族趣味で誰かが連れてきたものが繁殖したのだろう。多少餌はあげているのかもしれない。

その後、照りつける太陽の下、疲れて俺がうたた寝していると、そこをクジャク様が通って行ったらしい。証拠写真をAちゃんが残したが、俺は全く気付かなかった・・・

Z3

自然と人間の共存。いつもこんなふうに自然な形でできたらいいのにね (^、^*)

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