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おねえちゃん、超大好き!

長年の友情というのは大事なものだ。でもお互い近くに住んでいない場合、この年にもなると定期的にじっくり時間をかけて会うのはなかなか難しくなる。

そんな中、2006年12月のブログにも登場した、ブリュッセル時代に一緒に勉強した陽気なトルコ人女性の友達Kさんとの交流は、時間を超えて息長く続いている。なんたって俺はトルコを訪問すること通算5回、そして必ず彼らと始終一緒に時間を過ごしているからだ。

ちょっと解説しよう。

Kさんと旦那さんのC君は普段イスタンブールに住んで働いているが、エーゲ海に突き出る半島の先にあるチェシメ(Cesme)という場所に別荘を持っている。

イスタンブールからは、イズミル(Izmir)まで飛行機で飛んで高速を1時間飛ばすか、あるいはイスタンブールから直通夜行バスで9時間もかかるチェシメは、決して行きやすい距離にはない。でも、晴れると向かいにギリシャの島が見えるチェシメはイスタンブールの裕福な家庭の別荘地として有名だ。

地中海沿いに無数にある別荘地の中でも、ここは外人ツーリストではなく国内客向けの場所だというわけだ。だから外国人は非常に少なく、ホテルも最近まで2件しかなかった。現地の知り合いがいないとなかなか行けない、とてもトルコ的な場所である。

一般に言うリゾート地というのとも若干違う。みな自分の別荘を持ってそこに夏の間全部や週末だけなど、いろいろなスタイルで滞在を楽しむのが基本だ。外から来てホテルに泊まる客というのはほとんどいない。だから、チェシメが賑わうのは6月~9月の4ヶ月間だけで、それ以外の時期は定住者が非常に少ないため閑散となるらしい。

さて前置きが長くなったが、先週行ってきたチェシメは通算3回目になる。いつものように、イズミル空港に着くとKさんとC君が車で迎えに来てくれた。1年半前にイスタンブールで会って以来だ。

「Dちゃん(4歳の娘さん)は別荘で待ってるの。一緒にくっついて来たがっていたから、置いてくるのに苦労しちゃった!」

彼らもその日イスタンブールから到着したので疲れているはずだが、久しぶりに旧友に会えた喜びには代えがたい。もう夜も遅かったが、Kさんのお父さん(トルコ語で、babus)に会って再会を喜び合った。

トルコは家族を大事にする社会だと聞く。

Kさんの場合は母親を幼い頃に亡くしているのだが、お父さんのことをとても大事にしてかつ尊敬しているというのが、話しているといつも伝わってくる。この別荘はビーチに立てられた集合住宅の区画なのだが、隣のアパートにはおじ・おば夫妻が住んでいて、また別な場所には親戚が住んでいる。俺たちがチェシメにいる間も何度も一緒に食事をしたし、実際普段でも週に何度も行き来しているという。Kさんたちが結婚してイスタンブールにアパートを買った時も、親を始め親戚縁者がみんな寄付してくれて持ち出しは少なかったとか。それだけ家族の絆が深いってことだろう。

さて、チェシメで俺たちが何をしたかというと。。。

決まった予定など全然なし(一日だけ日帰りツアーでAちゃんとエフェソス遺跡に行っただけ)。彼らとのんびり海辺で過ごしたり周辺を散策したりして、おかげですっかりリラックスできたよ  (∩.∩)v

なんたって愛くるしいのは、Dちゃんだ。前回会ったときには2才だったから、一緒に遊んだとはいえ覚えていないのかもしれない。今回再会したときには、お母さんの後ろに隠れてずっと顔を見せようとしなかった

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C君いわく、

「新しい人に会うときはいつもこうなんだ。ほんと、シャイだからねえ」

もちろん、5分も経つと最初のはにかみなんかすっかり忘れて、Aちゃんと俺の手を握って歩き出したよ 〃^_^〃

滞在中の気温は日中35度くらいだったから、昼間はあまり行動しないで家にいる人が多いみたい。そこでのアトラクションは何と言ってもビーチだ。

チェシメのビーチは砂も石もあるけれど、グリーンに輝いてそれは美しい。そこはやはり(先進国じゃない)トルコなのでゴミが『まとまって』ある海岸も中にはあるのだが、海はかなりきれいだ。

Kさんたちのチェシメでの通常の日課は、朝まず起きて家の前で泳ぎ、ゆっくり朝ごはんを食べる。それからもうひと泳ぎして昼寝し、夕方起きて泳ぎ、ディナータイムとなる。なんと健康的な生活!

俺たちももちろん何度かビーチに行ったけど、Dちゃんはすぐにその場で他の子と友達になって遊びまくり、これがまた見ていると可愛い。でも、もう帰るからと呼んでもなかなか出てこないから困Bb20Bb22Bb10ったもんだ。Bb2Bb18Bb17Bb3

Kさん夫婦に行動で感動したのは、子供に何かをさせたい、つまり出かけるとか食事の席につかせるとか寝かせるとかっていう時に、両親がいつまででも辛抱強く語って説得することだ。決して大声を上げない。決して力づくで押し付けない。4歳児でもあくまで1人の人間として人格を尊敬して教育する。時には寝かせるために1時間以上も説得を続けていたこともあった。

時間はめちゃめちゃにかかるけど、納得したDちゃんが本当に反省している表情をしているのがわかる。これをいつもやっているのかと思うと、気が遠くなるくらいの辛抱強さだ。

Kさんたちと散策に行った中で面白かったのは、近くのギリシャ遺跡。有名なものじゃないから、観光客もゼロ。歩いていくといきなり演劇場(コロッセウム)が現れ、さらに丘をテクテク上っていくとそこには神殿が!! そしてそこから見下ろす海の美しいことったら!!

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さて、チェシメ

で俺が楽しみにしていたもうひとつのことは、食事だ。

通常のトルコ料理であり、別に凝ったものがあるわけではないのだが、食材の質が欧州や日本とは全く違う。近くの農園(レストランにも自家荘園がある)で強い日光の下で育った真っ赤なトマトや濃い緑のキューリは、食材本来の味が一口かじるだけで口内に染み渡るのだ。これにオリーブをかけただけのサラダなんて、絶賛ものだ。これにはグルメのAちゃんも大納得(^¬^)


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。。。ということで、やっぱりというか、食べ過ぎてしまったのだが。。。

買い物は、ツアーの時にスカーフやトルコタイルを買ったくらいであまり活発じゃなかったけど、これはこれで大いに結構 (^ ^;)ゞ


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最後彼らと別れるときにつらかったのは、やっぱりDちゃんだ。

なんたって今回の滞在中、Dちゃんは俺たちに(また)すっかりなついて、歩くときには俺たちとAちゃんの手を取り、食事の時には俺たちの間に座っていたからだ。

特にDちゃんから気に入られていたのは、Aちゃん。Dちゃんは常にAちゃんに抱きついて

「Cok musak! (とってもやわらかい!)」

「Cok seviyorum! (大好き!)」

を繰り返してたんだから。これほどにDちゃんが他人になつくことは、あまりないらしい。Kさんのお父さんまで冗談めいていわく、

僕もAちゃんになりたいなあ。そしたらもっと抱きついてくるからさ!」

帰りの空港行きリムジンに俺たちより先に乗り込んじゃったDちゃんは、お母さんに説得されてちゃんと車を降りたけど、彼らに別れを告げるのが心苦しかった。

絶対また来るからね~ (o・・o)/~

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