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台湾で旧正月

Pict0716湾の旅(後編Pict0793)は、旧正月について(実際の体験は1月末だった)!

旧正月というのは日本でも昔は使っていた暦であり、今の正月と同様に家族で集まって新年のお祝いをする時である。新暦の正月で「新年の家族での祝い」をする国は日本だけであると言われているくらいで、元来アジア圏での新年の始まりは旧正月ということだ。

日本でも節分などの形でまだ残っているように、旧正月の開始日は1月末ないし2月初めである。

台湾の旧正月は各家庭で年間の最大イベント。日本と異なるのは、結婚している人はまず初日は夫婦で夫の実家へ行って泊まり、翌日は一緒に妻の実家へ行って泊まる習慣があること。ある意味、男女平等ってことだ。Aちゃんの家族を見ていると、皆きちんとこの習慣に則ってやっている。

俺たちは、「夫の実家」は海外であり同じ習慣ではないから早めにAちゃんの実家に到着し、ついで独身の兄弟たちがジョイン、最後に結婚している姉妹たちがやってきて大賑わいに。そう、Aちゃんは6人兄弟でうち女性が5人(!)だから、Aちゃんの実家が賑わPict0573うのはPict0568旧正月の後半なのだ。

旧正月は家族の祝いだけれど、Aちゃんの場合は大家族だから、叔父さん叔母さんたちやその子息を含めるといつも数十人になって、順繰りかつ自発的にみんなを招いてパーティーみたいなことをする。その家の女性たちの「掌手的菜(自慢の手料理)」をたくさん作ってご馳走するわけPict0874だ。中華料理・台湾料理であり、旨いことは言うまでもない。

ただ、日本のように、前もってこの日は誰のところに集まるとか決まっているわけではなく、全ての決定は当日その場で。

俺は時々不安になって、Aちゃんに、「今日は何するの?」 「明日の予定は?」 と聞くのだが、答えはいつも「わからない」。でも、その時になってみると、いつもちゃんと「やること」があって、ちゃんと数十人が集まる。日本やドイツのような、時計を気にして動くガチガチの国から来る人間にはどうもしっくりこないアドリブ的なノリ。縛りがなく自然でありながら、深い家族の信頼感がある。なんだかもっと人間らしい社会だ。

よくよく考えると、台湾中部の田舎町まで来て、周りは(旧)正月で閉まっている店も多い中、例え明日の予定が前もってわかっていたとして、それでだから何をどうできるというのであろう? そんなに先のことが気になるなんて、俺の方がどうかしているのかもしれないと思った。そして、もっとゆったりと身を任せようと思ってから、とっても楽な気持ちになった。

Aちゃんの母方のおばあちゃん(戦前派だから日本語ネイティブ)は残念ながら1年半前に他界したのだが、それまで家族の中心はおばあちゃんであったという。台湾は儒教の伝統が日本よりはるかに色濃く生きており、人生経験のある高齢者を物理的に大切にするだけではなく、高齢者の言うことに耳を傾け、その意向を家族みんなが尊重する。高齢者を社会の負担とみなす姥捨て山なんて思想は考えられない。本当に素晴らしいことだ。でもおばあちゃんが他界してからは、実務的にはAちゃんのお母さんがいろいろ取り仕切って大活躍している。

1月下旬には偶然俺の誕生日もあったのだが、Aちゃんが台北のパティシエからケーキを取り寄せてくれて、「たまたまそこにいた」20人くらいで盛大にお祝いしてくれた。お姉さんの子供たちとローソクの火を一気に吹き消して。。。。とってもうPict0593れしかったよ、Aちゃん、心遣いありがとう!

Aちゃんのお父さんが客家(ハッカ)語で演歌を一人熱唱したあとは、任天堂 Wii で子供たちと競争して楽しんだ。朝まで賭けマージャンやって月収の半分くらい負けたという人もいるし(俺はルールがわからないから不参加ということにしている)、楽しみ方はみんないろいろだ。

Aちゃんのひとつ下の妹の娘さんからは、俺は実名じゃなく「説英文的叔叔(英語をしゃべるおじさん)」と呼ばれて親しまれて(!?)いるのだが、あまり夜遅くなって子供と遊び続けると彼らは興奮して眠れなくなるみたいなので大変だ。子育てってPict0809大変だねえ~

台湾の旧正月はのんびりムードだとは言うものの、知っておいた方がいいこともある。例えば、新年初日(=元旦)にはきれいな服を着るという習慣。俺はそんなこと露ほども知らず、ドイツからウイーン経由で持ち込んだ2組のジーンズの一方を履きTシャツで出かけたのだが、レストラン(「高級」ということで洋食だったが、味はたいしたことない)に着くとシニアの女性はほとんどチャイナドレス姿で、他の人もそれぞれ新年っぽい上品な格好をしている。しまった... 次回は気をつけようっ~と!

「妻の実家に泊まる日」のあとは、台湾の伝統的にはやることが特に決まっていない。残りの休暇は家族が集まったついでということで小旅行に出る人も多い。俺も今回は旅行したいという意向をアピールし、あらかじめ11人乗り大型バンを借りておいて4家族プラスお母さんで出発したのだが、旅行に出るタイミングが全国一斉ということで幹線道路は大渋滞! 

同乗した子供3人のうち1人は生後わずか3ヶ月で、一日の半分はおっぱいに吸い付いているという状態だったけど、それでも泊りがけの小旅行をちゃんとPict0658完遂したPict0651

まずは台中の近くの鹿港(ルーガン)という旧日本町で有名な仏閣を見学。連休なので人でごった返していたが、境内にはファミリーマートがあり、寺主催の連続爆竹が鳴り響いて煙幕が立ち込めるなど、日本の元旦の寺とは全然違う雰囲気で面白い。この町には日本時代の建物が数多く残っていて、Pict0701付近の観光名所Pict0686となっているらしい。

それから日月澤という湖へ向かったが、観光地のため渋滞がひどく途中の集集(ジージー)で素焼きPict0757を体験。当初は台南まで行く予定であったがPict0736あまりの渋滞に今回は断念し、途中の壽義(チャーイー)という町で宿泊した。

壽義にはAちゃんの妹の大学時代の先輩がいて大学講師や絵画教室を開いている。地元在住のこの先輩のおかげで、「ひたすら食べ続ける」旅から「ちゃんとした文化発見の旅」に舵を切った俺たちは、静かな湖畔のレトロカフェ(日本時代も物などレトロなアイテムが所狭しと展示されている)や、阿里山(4000メートル級)へのPict0821狭軌山岳鉄Pict0813道の出発駅を見学。Pict0842

まあ夜には地元Pict0781の夜市にでかけて、またしても、うまい小料理を食べ続けることに。。。

Pict0780地元産ヒノキでできた日本統治時代に建Pict0853立された神社などを見学して、無事に帰途に着いたのであった。

ゆっくりと2週間の台湾滞在を楽しんだあとは、いよいよ最終目的地である東京へ。Aちゃんのお母さん、いろいろありがとうね!

次回は、台湾よりずっと知らない西日本あたりを発見する旅をしようっと~♪

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