無料ブログはココログ

« 考えないクセ | トップページ | 土佐の珍道中 ~中編 »

土佐の珍道中 ~前編

2週間ほど前のことだけど、高知5日間の旅をしてきたよ (-^〇^-)

Kochi5

Kochi16Kochi4出張と友人の結婚式以外の理由で神戸以西に行ったことのない俺にとっては、見所の詰まった西日本は憧れの土地だった。今回は友人Sさんが42キロの四万十川桜マラソンを完走したいということに便乗して、初の四国上陸を果たしたのだ。

メンバーは、Sさんと友人の香港系アメリカ人女性Cさん、パリから日本に初めて到着して成田から直行したフランス人T君、それにAちゃんと俺の5人だ。CさんとT君に会うのは初めてだが、レンタカーを借りて回りながら濃い5日間を過ごした俺たちはすっかり仲良しに (^^*)

まず向かったのは最初の宿泊地である天狗高原に近い民宿「長寿庵」。険しく風光明媚な山間地にある家屋は、なんと築250年(!!)だという。

この辺りの村でも断然に歴史がある本当の古民家を代々引き継いだ女将さんが、村の衰退にこれではいかんと民宿に「リフォーム」したのだ。

本物だけの持つ良さをさらに引き立たせるべく細部まで徹底的にこだわっているだけあって家屋内はどの部分をどの角度から見ても美しく、玄関に踏み入れた瞬間、「ああ~ 来てよかった~」と思わずつぶやくお客さんが多いというのも、誠によくわかる。俺たちも全員、入った瞬間気に入っちゃったよ~

中でも囲炉裏の本格さには圧巻だ。周囲の山から集めてきた薪を炊いて、暖を取るほか、料理やお湯沸しなど全てに使う。囲炉裏の火の周りに座ってお茶を飲んでいると心が和んできて、炎に照らされたみんな一人一人の笑顔がまぶしく光って見えるのだ。

Kochi1

Kochi2囲炉裏の火を絶やさないため、女将は囲炉裏の隣の小部屋に寝泊りし、火が消えそうになっては薪を回転させたり空気を入れたりし、周囲の床に散らばる灰を2時間おきに拭くのが日課なのだという。

この宿には囲炉裏以外に暖房器具は無い

夜はガンガンに燃えた薪を鉄容器に入れ、タオルで何重にも包んで布団の中に入れておくと、朝まで暖が尽きることはなかった。電気や石油を燃やすのに比べて、囲炉裏の火から取る暖というのは不思議ともっとやわらかく、心安らぐ感じがするのだ。Kochi12

当地は山間部で夜などかなり寒かったが、女将いわく、

「部屋を人工的に暖めたり冷やそうという発想は間違っている。家の作りがちゃんとしてれば自然に温度調整ができるんです。

俺もこれには大賛成で、現代人は甘やかされすぎた環境にいるからひ弱なんだと思う。でも、我が女性陣には若干きつい体験だったようだ ヽ(^。^)丿

さて、この民宿には縁側や五右衛門風呂、露天風呂など心洗われるポイントがたくさんあるが、中でも感動したのは食事の充実。

1週間に一組しか客を取らない女将が自分で収穫した山菜など村の中で調達した食材使って、3日前から仕込みをして出す料理の繊細さは、都会近くの一流温泉宿でも太刀打ちできない素晴らしさだ。

Kochi6

Kochi7その理由は、現代社会ですぐ切り捨ての対象になる「手間」というものを惜しまず、自分の納得した食材をもって料理し、心がこもっているからだ。新鮮な山菜の味はどこまでも濃厚かつ引き締まり、茶碗蒸しなどのまろやかな味とコントラストを成している。お茶は囲炉裏で沸かした湯であることは言うまでもない。

Kochi9

Kochi11山菜は翌日みんなで摘みに行ったが、こんなつくしが艶やかなてんぷらに仕上がるなんて、ちょっと信じがたかった。

Kochi14

言葉に出せない感動をみんなで分かち合った後は、夜まで女将さんとお酒を飲みながら囲炉裏端で語り合った。京都で農家民宿経営を目指しているSさんは、大先輩の話にノリノリで微笑ましい。高知の人はどうやらみんなでワイワイやるのが好きらしいことがこのときわかってきたのだが、この後さらに珍体験へとつながることに(^ ^;)ゞ

手打ちうどんを作るという体験もした。到着した日に、AちゃんとCさんで丁寧Kochi18にうどん粉をKochi10練り上げ女将さんの指導で硬さを調整したあと、その後みんなの足で踏みつけて一晩寝かせるわけだ。

翌日朝、裏のスギ林に迷い込んで2時間ほど必死にハイキングした我々がおなかをすかせて戻った頃には、出来上がったうどんを包丁で切って囲炉裏にかけ、摘んだばかりの山菜を入れて、

「いっただきま~す!」

Kochi17

Kochi21Kochi20Kochi19おお、なんというつるつるしてこしのある麺であることか! おいしい水を囲炉裏でやわらかく沸かし、みずみずしい山菜とともに味わう「自分たちで作った手打ちうどん」がどれだけ美味かったことか。今でも時折思い出すだけで幸せな気分になれる

一泊だけどたっぷりと堪能した俺たちは、やってきた村のKochi22おばあちゃんと談笑してから女将さんに別れを告げ、次の目的地である四万十川流域を目指したのであった… (続く)

« 考えないクセ | トップページ | 土佐の珍道中 ~中編 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

旅日記、いいですね。あの5日間は本当に充実した素晴らしい時間でした。続きを楽しみにしています。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 土佐の珍道中 ~前編:

» うぴゃー! [そうちゃん]
ちょww まだ風.俗で抜いてもらってんの?www 俺これ始めてから風.俗とか行ってねーわヽ(´・ω・)ノ てか、諭吉も貰えるしウマウマー(・∀・) [続きを読む]

« 考えないクセ | トップページ | 土佐の珍道中 ~中編 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31