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親戚との新しい関係

親戚や家族との心理的距離は、人によっOtaruuu34て大きく異なるもOtaruu1のだ。

生まれてから一番感受性の豊かな時期に育った環境はその人の人格を決定すると言われているけれど、俺も30代になるまではその意味を自分なりに振り返ることもしなかった。

大家族出身のAちゃんと付き合い始めさらには結婚してからというもの、自分の家族との関わりを見直したいという衝動に駆られることが度々あった。大勢の家族メンバー同士が自然に集いながら、そして助け合いながら生きているのを見て、「こっちの方がずっと人間らしいじゃん!」という当然のことに気づかされたからである。

思い返せば俺の家族との関係は決して理想的な形じゃなかった。ここで詳しくは述べないが、長年の錯綜した思いがお互いの間に疑心暗鬼を根付かせ、互いになかなか100%は信用できない関係に低空安定してしまっている。

親兄弟とのやりとりの数自体が少ない方だというのではなく、むしろ今の日本では多い範疇に入ると思う。親孝行だって人並みにはやっている。でも、メールや訪問の頻度と心理的な距離は必ずしも比例しない。心理的につっかかるものがあり心から全部を開示できない用心深さが拭い切れないだけに、逆に良心の呵責があり、せめて表面だけでも交信数を増やそうと意識してきたのかもしれないとさえ思う。

Aちゃんの家族たちのくったくのない笑顔とあけっぴろげな「情報開示」を見るたびに、いいなあって思ってきたけれど、問題あれば解決あり。変えなきゃと思ってきたことを俺が旗振り役になって実行する時が、いよいよやってきたようだ。

北海道に帰省している間には慌しくいろいろな人に会ったけど、俺的には2つ画期的ないいことがあった。

一つは従妹(Mちゃん)夫婦と俺たち夫婦で食事したこと。小さい頃は親戚の家に集まってはよく一緒に遊んだ仲だったけど、社会人になってからしばらく疎遠になってしまっていた。時折親同士含めて会うことはあっても、心を開いて話せなかったのだ。

今回は、ここ2年でお互い結婚したことを期に、札幌で警察官をしている旦那さんに初対面することも兼ねて、小樽郊外のスープカレー屋で4人「水入らず」での食事が実Otaruuu29現した

なんと新鮮で刺激的な体験だったことだろう。 みんなで遊ぶのが楽しみで仕方がなかった、血のつながったいとこの一人。今やお互い成長して自立した大人として、しかも双方伴侶を連れてテーブルにつくってことは!  これからはこの「新世代ネットワーク」を拡充していこうと心に決めたのであった。

もうひとつの「画期的ないいこと」は、親戚を小樽で「発見」したことだ。もう70才になるおじHさんは母方の祖母のお兄さんの息子であり、れっきとした血のつながった親戚である。俺の母とは子供の頃よく遊んでいたらしい。

19歳で小樽を飛び出して、日本人移民船でカリブ海のドミニカ共和国へ移民。3年間ほどコーヒー農園で奴隷のような生活をしたあと、これでは死ぬと思って脱走したという。それから商店経営などをして政府と関係を築きながら徐々に財を成し、40年後に複数のコーヒー農園のオーナーとして帰国。10年ほど前に奥さんと一緒に小樽に喫茶店を構えた。

このHさんは現在の複数事業を運営するなど活動的で、地元では新聞によく載っているほどで話には聞くのだが、俺を含めて俺の直のいとこたちの誰も会ったことがなかった

今回、話していると母親からまたHさんの話が出たので、「じゃあ行ってみよう」と意を決して、母とAちゃんを連れて訪問してみたのだ。

狭い小樽の町、実家から歩いても30分強の場所にあるカフェは、一歩足を踏み入れると異国情緒が漂う。Hさんが出てくるとうちの母を見るなり、

「おおっ お前か!! 近くに住んでいるらしいけど、全然顔見せないじゃないか!」

このHおじさんは親切に時間をとっていろいろ話してくれたのだが、苦労してきているだけでなく、世界中に絡んでビジネスを展開しているスケールの大きい話が聞けて俺は夢中になってしまった。Aちゃんもこういう話は大好きだ。次のアポがあって2時間くらいしかいれなかったけど、あまりに面白かったので小樽を出る前にもう一度時間をOtaruuu17とってもらって訪問した。これを聞いたいとこのMちゃんも、早速行ってみたという。

カフェを運営しているのは奥さんだが、素晴らしいのはコーヒーの味だ。5つの濃さ(苦味)から選べるようになっているが、どれも炒りたてで薫り高く、旨いことは言うまでもない。自分で現役で経営しているコーヒー農園から豆を下ろしているカフェが、日本にいくつあるだろうか?

水瓶座だとか細木数子の水星人やらとかで、家族の縁が薄いと言われる俺。これからはそんな言い訳せず、どんどん親戚との輪を広げていきたいと思っているよ。

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