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ベルリンのよかったところ

1週間前にAちゃんがやってきてから、やっと家が少しずつ片付いてきた。

俺は18歳で小樽を出てから、人口百万人以下の場所に住むのが初めてであり、成人してから初の田舎生活ということになる。

一人でいる間はあまり気にならなかったし、今でも暮らしは気に入っているんだけど、二人になると今まで当たり前だった事が、いかに当たり前じゃないかにより気づかされる。

先日出張から戻ってきてフランクフルトで夜に仕事の用事があったので、Aちゃんもハイデルベルクからジョインして家具屋さんへ行ってきた。Manufactumという、ややハイグレードで本物志向の店だ。

最近フランクフルトに店がオープンしたので、前からAちゃんも行きたがったいたから、いい機会だ。新規オープンだけあってきれいな店で、結局はタオルなど小物だけ買って帰ってきたのだが、満足満足!

この店ベルリンにもあったのだが、家から歩いて5分だったということもあり、頻繁に行っており、併設のおいしいパン屋さんなんかはしょっちゅうお世話になっていた。でも、今では車で1時間の距離になってしまったので、それをめがけて出かけない限り無理だ。

Aちゃんいわく、「ベルリンにいたときは田舎っぽいと思ったけれど、これまでいかに都会に住んでいたか、有り難みがよくわかったよ〜

日常品の買い物なら近くに小さなスーパーもあるけれど、標準サイズの一通り揃ったスーパーは中心部に数件、あとは郊外立地である。

ドイツの画一的で味気ないAldiやReweのようなチェーンスーパーにはなるべく行かないようにしているが、それでもベルリン時代のように徒歩圏にはないので、どうしても買う必要のあるときには車で出かけることになる。車は確かに便利ではあるけれど、「わざわざ車を出して行く」ことから、あまり気軽に出かける感じではない。

車で出かけると、郊外の大規模ショッピングセンターにも行ける。駐車場3000台規模のショッピングセンターはハイデルベルク郊外でも複数あり、土曜日は駐車できないほど大混雑している。でも中にある店はどこも画一的であり、特に食品店はおなじみのチェーンスーパーのみ。家具や大工用品などの非常な充実ぶりに比べて、食の貧しさが目立つ

先日日曜日、今の一軒家を借りているオーナー夫婦のところに呼ばれてお茶をしにいった。彼らはかなりお金持ちでもあり芸術家でもある。でも、何か地元で困っている事はと聞かれてスーパーの話題を出すと、

AldiとReweに行くのがいいよ。こことそこにあるし、ここは無料で駐車できる。この2店舗はよく近接しており、でも別な商品系統が置いてあるから両方行くとなおいい。特にAldiは店のレイアウトがどの店でも全く同じだから、使いやすい

「そうですか ••••••••」

美食の街ブリュッセルに35年間住んでいた人でさえも、ドイツ人はやっぱりそういう感覚なんだよねえ。おいしい食材を求めようという思考は全然ないのだ。

 

ベルリンではKaDeWeのような「高級食品店」も身近にあった。パリやウイーンなどにも、高級食材を扱う店は必ず存在する。しかし、それは今では望むべくもない。フランスへ行って「地元の普通においしいもの」を食せるだけ、まだ恵まれていると言える。

昼のランチなんかも、今の究極の田舎では、よくてドイツ料理のシュニッツェル(とんかつ)だ。素晴らしい味とは言えなかったけれど、和食やタイ料理などのアジア料理に毎日繰り出していたベルリン時代が、なんだかなつかしい。

というわけなので、「食のための遠出」は、しばらく続く予定で〜す!

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