ポーランド食器の買出し！？

ポーランドに関する話題はたびたび出てくるが、今回はポーランド食器の町、ボレスワビエツ（Boleslawiec）を紹介！

ポーランド食器は主にアメリカで有名らしいが、日本でも人気が出てきているらしい（最近まで、全然知らなかった・・・）。

食器に目がないAちゃんが、俺のブロツワフへの出張についてくることになった決定的理由は、ボレスワビエツがブロツワフからハイデルベルクへの帰り道の途中にあることであった。ドイツ国境からわずか40分程度入ったところにある。

ブロツワフから入って土曜の午後1時くらいに到着。市内でおいしいスープ（いつもの卵スープのジューレクと、牛もつスープのフラチキ）をゆっくりと食べながら、さりげなく町の案内パンフを見ていると、大変なことに気づいた。

「えっ　土曜の店の営業時間は午後3時まで！？　あっ、この店は4時まで？？？」

もう辺りは薄暗い中、慌てて店へ向かう。フランクフルトから来た大型バスが1台泊まっていて、米軍基地の奥さんたちを乗せて買い物ツアーに来ているようで、周りのお客さんはアメリカ人ばかりだ。

この町には食器工場がたくさんあり、直販店も併設されている。食器店は町中にあるのだが、それぞれに嗜好やスタイルが違っており、ファンでなくとも店に足を踏み入れるのはとても楽しい。もちろん、Aちゃんの目の輝きようと言ったら！！

ポーランド食器は、国境を挟んでドイツ側（両町の距離は車で２時間程度）にある同じく食器で有名なマイセンに比べると青色が多く使われ、植物だけではなく鳥など動物類の装飾も多い気がする。マイセンのように手でひとつひとつ描いているというよりは、絵柄スタンプを手押ししているので、ポーランドのしかも工場価格ということもあって、もちろんマイセンより断然に安い。

結果は・・・　もう来ることはないかもしれないと思い、短時間集中で買い込んだので、計5軒をはしごしてダンボールに入りきれないほど買ってしまった。

あとで家に帰って並べてみると・・・　なんと33個お買い上げ。これで計27,000円だから、なんともお買い得～　全く同じものをドイツやベルギーで買うと4倍、アメリカでは7倍の値がつくらしい。

さて、これら食器を収納するために買ったIKEAのガラス棚を、これから組み立てま～す　（＾0＾*