イチゴ狩り
ドイツに住んでいると例年2-3回は行くのだが、今年はいろいろとバタバタしていて、自分で採りに行く時間がなかった。ちょっと声をかけると友達も集まったので、計6人でハイデルベルクから15キロほどの農場へ。
イチゴ狩りを自分でやるだけの時間的余裕がなくとも、農家で直販しているイチゴの味を知っている俺は、ほぼ毎日イチゴ三昧だった今シーズン、一度もスーパーでイチゴを買わかなった。フランクフルトからの帰り道の高速道路から近くに数軒大きな農園があるので、必ず付近の農家へ寄って、まとめて2キロほど買って帰るようにしている。
さてこの日は空も真っ青で、気温も30度近いという、絶好のイチゴ狩り日和。
ここは俺が知る限りハイデルベルクから最も近いイチゴ狩りができる場所であり、渡されたダンボールを持って広大な農園に入って好きに収穫する。イチゴのシーズンは今年はもう終わりに近く、あまり残っていなかったが、それでも農園の端の方へ行くと”手付かずの場所”が結構ある。
普段は洗浄などにうるさい人でも、こういうシチュエーションでは自然に帰してしまう。そして、その採りたてのイチゴのギュッとした甘酸っぱさに、誰もが笑顔になる。イチゴ狩りの素晴らしさは、まさにそこにあると思う。
俺以外の人はイチゴ狩りの経験がほとんどなく、イチゴを見つけるたびに大興奮。ダンボールがいっぱいになっても、ハンターとしての未練が残るのか、なかなか離れられない・・・ (*'‐'*)
体を使ってお腹もすいたので皆でステーキレストランに行ったのだが、その後家に帰ってイチゴを車のトランクから取り出すと、4分の1程度が既に熟れすぎた状態に・・・ 皆さん、イチゴ狩りのあとは、まっすぐ家に帰りましょう~
ドイツのイチゴ狩りは日本とは違ってフィールドでできるので、日の光の下でイチゴを摘んでは食べながら収穫し、おいしくて口も満足だし、太陽と労働のおかげで夜はぐっすり眠れるという、お勧めコースだ。
もっとも今の日本では、例えこんな野ざらしの放射能イチゴがあっても、自分で採ってそのまま食べるなんていう被爆行為はもうできないだろうから、まだそんな普通のことが普通にできるドイツの環境は、かなりの贅沢であると言える。
イチゴに続き、今まさに旬な果物はさくらんぼ。
今年は狩りにいけるかなあ~
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