赤ちゃんと飛行機に乗る
新年、あけましておめでとうございます!
クリスマスから新年までを家族で台北で過ごした。うちの娘にとっては初めての飛行機、そして初めての台湾渡航である。Aちゃんと娘はあと1ヵ月半程度台湾で過ごす予定でまた迎えに行く予定なので、俺はとりあえず一人でドイツへ戻ってきたというわけだ。
赤ちゃんを連れて旅行するというのはもともと結構大変なことであるが、飛行機に乗せて移動するとなるとさらにグレードはアップする。
衣服類はもちろん、どの哺乳瓶を持っていくのか、おもちゃ・タオル・おむつなど、とにかく荷物が多い。今回は荷物をまとめるだけで2日間もかかってしまった。自分たちと赤ちゃん分を含めて70キロ以内の荷物重量(ベビーカーの重量はカウントされない)に抑えることも、容易ではない。
悩んだのはベビーカーだ。台湾では日本と同じく、片手で畳めるような小型のベビーカーが一般的であるが、うちにはそのようなベビーカーはない。また、小型ベビーカーは安定性が悪くて転倒のリスクがあり、赤ちゃんがフラットに寝ることもできない。
そこで車輪の直径が30センチもあるかなり大型のベビーカーを持参した。車輪を外さないと車にも積めないような大きさ(!)であるが、まるで戦艦のように頑丈で、買い物しても荷物をたくさん積み込める。
あまりにすごい量の荷物なので車に全部積み込めるか心配であったが、30分奮闘の上でなんとか完了し、いざ出発!
赤ちゃんは機内で自分の座席はない。しかし搭乗は有料であり、フランクフルト⇒台北往復で350ユーロ(=35,000円)かかる。座席こそないのだが、赤ちゃん用のカゴを壁に設置してもらうことは可能である。しかし生後4ヶ月半のうちの娘でも結構手狭であったから、台湾からの復路を最後にもう使えることはないだろう。
機内では思いのほかご機嫌で、あやすと良く笑い、大声で泣くことは数回しかなかった(さすがに着陸前の揺れと気圧変化では泣いたが)。しかしカゴは狭いので、長くいるとご機嫌が悪くなる。結局大半の時間はAちゃんの膝の上で過ごしたと思う。ちなみに機内の狭いトイレでオムツを替えるのは、もっぱらパパの役割 :-)
空港に着くとAちゃんのお姉さんが“大型車”で迎えに来てくれていた。荷物を積み込み、45分走って無事お姉さん宅に到着!
赤ちゃんと一緒の旅はいろいろと大変だが、移動自体がチャレンジングなだけにその工程を楽しめるという点でただの移動と異なり、また途中赤ちゃんのくったくない笑顔に癒され、なかなか楽しく充実感がある。
次回は台北での赤ちゃんとの生活について書いてみたい。
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