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イチゴ狩り

.R0019178日曜日は、今年初かつ最後となるイチゴ狩りに行ってきたよ!

R0019182ドイツに住んでいると例年2-3回は行くのだが、今年はいろいろとバタバタしていて、自分で採りに行く時間がなかった。ちょっと声をかけると友達も集まったので、計6人でハイデルベルクから15キロほどの農場へ。

イチゴ狩りを自分でやるだけの時間的余裕がなくとも、農家で直販しているイチゴの味を知っている俺は、ほぼ毎日イチゴ三昧だった今シーズン、一度もスーパーでイチゴを買わかなった。フランクフルトからの帰り道の高速道路から近くに数軒大きな農園があるので、必ず付近の農家へ寄って、まとめて2キロほど買って帰るようにしている。

さてこの日は空も真っ青で、気温も30度近いという、絶好のイチゴ狩り日和

R0019187ここは俺が知る限りハイデルベルクから最も近いイチゴ狩りができる場所であり、渡されたダンボールを持って広大な農園に入って好きに収穫する。イチゴのシーズンは今年はもう終わりに近く、あまり残っていなかったが、それでも農園の端の方へ行くと”手付かずの場所”が結構ある

R0019205普段は洗浄などにうるさい人でも、こういうシチュエーションでは自然に帰してしまう。そして、その採りたてのイチゴのギュッとした甘酸っぱさに、誰もが笑顔になる。イチゴ狩りの素晴らしさは、まさにそこにあると思う。

俺以外の人はイチゴ狩りの経験がほとんどなく、イチゴを見つけるたびに大興奮。ダンボールがいっぱいになっても、ハンターとしての未練が残るのか、なかなか離れられない・・・ (*'‐'*)

体を使ってお腹もすいたので皆でステーキレストランに行ったのだが、その後家に帰ってイチゴを車のトランクから取り出すと、4分の1程度が既に熟れすぎた状態に・・・ 皆さん、イチゴ狩りのあとは、まっすぐ家に帰りましょう~

ドイツのイチゴ狩りは日本とは違ってフィールドでできるので、日の光の下でイチゴを摘んでは食べながら収穫し、おいしくて口も満足だし、太陽と労働のおかげで夜はぐっすり眠れるという、お勧めコースだ。

もっとも今の日本では、例えこんな野ざらしの放射能イチゴがあっても、自分で採ってそのまま食べるなんていう被爆行為はもうできないだろうから、まだそんな普通のことが普通にできるドイツの環境は、かなりの贅沢であると言える。

イチゴに続き、今まさに旬な果物はさくらんぼ。

今年は狩りにいけるかなあ~

初めてのきのこ採り

ドイツはもう紅葉が始まっていて、いい季節が到来している。

先日、友人と一緒に、人生で初めてきのこ採りをしてきたよ!

日本でも欧州でも、秋に山に入ってきのこ採りをする人はたくさんいる。しかしそれには、きのこが生えているスポットはどこなのか? と、どれが食べられるきのこなのか? を教えてくれる人が必要だ。

・・・今回は、ハイデルベルクから1時間ほどの山に弟が住んでいるということで、山を知り尽くしている!?T君の案内で4人で出発!

素晴らしい天気の中、山の斜面を歩き回ること2時間以上。少なくとも15種類くらいのきのこがあちこちに生えているのだが、色が派手なものほど毒性がきつく、食べられるきのこは最も地味で目立たない、しかも群生しないとあって、見つけるのが一苦労だ。

このきのこ、名前はわからないのだが、表面が茶色のまだら模様をしており、裏に薄緑色の毛がたくさん生えている。長いこと汗だくで歩き回り、やっと1本を見つける際の喜びは、ひとしおだ。

Img_57914人総がかりで集めたきのこはこれだけ。なかなかの量に見えるが、料理するとさらに小さくなってしまう。

家にもどってから、T君がきのこをバターいためにして、パスタと一緒にしていただいたのだが、まろやかで新鮮なきのこのとろける様な触感がたまらない (^¬^)

田舎道で買った、新ブドウで作った未蒸留酒であるNeuer Weinで乾杯して、素朴だけど、それはそれは豪勢な食事に舌鼓を打ったよ。

この辺りの田舎は、半野生のりんごがあちこちに成っていて、虫取りの網のようなもので収穫しているおじさんも時折見かける。実に、のどかな風景だ。

紅葉と収穫の秋、目いっぱい楽しみま~す!

パリで食い倒れ

先週末にかけて3日間、「パリ食い倒れの旅」に行ってきたよ~

R0015896R0015883R0015933もう何十回も行っているパリだけど、今回のような楽しみ方をしたのは初めてだ。

ロンドン在住の友人カップル(フランス人G君+ドミニカ共和国人Sさん)が用事でパリに出てくるのに合わせて一緒に遊ぼうと、Aちゃんと俺で出かけていったわけだけど、まさかこれだけ食べまくるとは思わなかった (∩_∩;)P

ハイデルベルクの隣のハンハイムから、新幹線ICEで3時間。ベルリン時代に比べると、パリは格段に近くなったよ。

パリに10年住んでいたG君がいると、必ずおいしいものにありつけるから、お得感あり

R0015847R0015849まず到着してすぐ、伝統料理店で、ハム盛り合わせと、アントルコットのフライドポテト添え。シンプルだけど、すごくさっぱりして旨い!

デザートチーズ盛り合わせも含め全員が食べ過ぎたため、自転車を借りてサイクリングすることに。最近市内のそこらじゅうにできた、30分無料で乗れる自転車と駐輪場であるが、フランスの銀行カードがないと使えないので、G君のお世話に。

パリを自転車でかっ飛ばすのは、車道がちょっと怖いけど、とっても気持ちがいい。メトロで移動するのとは違って景色が見えるし、歩行者専用道でもどこでも入れる。

唯一の問題は駐輪。30分以内に、空いている駐輪場(ドッキング・ステーション)を見つけて駐輪させなくてはいけないが、繁華街はたいてい「満車」だからだ。

R0015873R0015864おなかいっぱいなのに、なぜかアイスクリームを・・・ ニースの本店がパリに出てきたようで、結構行列している。花のようにきれいに盛り付けてくれるのだが、マンゴやストロベリーなど全部とっても味や香りがはっきりして、おいしい!

R0015854R0015857またまたの休憩は、ゴーギャンやピカソもよく通ってきたという有名なカフェで、強烈なミントソーダを。

R0015909R0015907こちらは、D君に連れて行ってもらった、モンマルトル近くの絶品イタリアン。値段の割りにたいしたことのない店が多い界隈で、1時間待ちの状態であったが、首尾よく予約を入れておいてくれた。さすが手際がいい!

オーソドックスなパスタも、すごい量のムール貝パスタも、絶妙な味だ。

R0015925こちらは、マレ地区のカフェでのクロワッサンでの朝ごはん。カフェオーレが香ばしかった~

R0015932R0015958R0015961このラム肉もよかったし、ルーブルの近くのこの本格フランス料理店のグラタンや魚介類もうまかったし・・・ 本当に食べまくった3日間であった。

最後の日の朝は、Aちゃんがパリ在住の台湾人の友達から教えてもらった中華街(Rue au Maireの近く)の温州料理へ。店の人はみな温州人であり、標準中国語が通じるかも不安になるほど・・・ 

R0015980飲茶ではないが、小料理店という感じ。お客さんはほとんど全部地元の中国人であり、持ち帰りを注文する人が絶えない。

味は当然すごく本格的で、欧州風の味付けへの妥協を断固と突っぱねている意地さえも、伝わってくる。

R0015978 R0015977 餃子やスープなど何を頼んでも、見かけはそうもないが、味は絶品! パリでうまい中華を食べたというのは、今回が初めてだった。

食べて食べまくった3日間。

さて、おなかの肉はいつ取れるのかなあ~

「手作り」ハウスパーティー

欧州では、夏が一番いい季節だ。木々は緑に輝き、街も人でにぎわう。冬を知っていると、どこからこれだけの人が沸いてきたのかと思うほどに大勢の人が、夏の日の長い夕べを楽しむべく外で時間を過ごす

我が家でも、ゲートを開けて家のドアを開ける前に、外にテーブルを出して夕食を楽しむカップルが家族とあいさつを交わすことが増えてきた。我が家以外のご近所は集合住宅なので、”早い者勝ち”で共有スペースにテーブルを出して食べるしかない。

R0014595うちは専用の庭があるので、テーブル・椅子・キャンドル台などのガーデン家具を常時置いている。伸びきったぶどうの木やいちじくの木に囲まれたここで食事をするのは、二人だけの時もあるけれど、だいたいは訪問者が来るときだ。

R0014910R0014909これはフランクフルトから友人カップルと赤ちゃんが来たときに、Aちゃんが”本格和食”を作った写真。肉じゃが、和え物、豚角煮、揚げ出し豆腐、味噌汁、ご飯を作って、本格的に全員一品づつ盛り付けると、テーブルいっぱいの量になってしまう。昔日本で俺と同僚だったドイツ人のW君も、なつかしさで感無量の様子だった。

R0014915これは、デザートでAちゃんが作った杏仁豆腐。ブルーベリー、木苺、いちごなどの果物は旬のもので、夏にぴったりの、とってもさわやかな味だ。

Aちゃんが仕込んだ材料を、みんな参加型で作ってもらうこともある。最近メンバーを変えて2回やったのは、ちまき作り

ちまきを包む笹はドイツでは入手が難しいが、1ヶ月ほど前にAちゃん同伴でアムステルダムに出張した際にm中華街の食料品店で大量にゲット。

R0014822R0014825いまどき台湾でも、手間隙のかかるちまきを自分で作る人は少ないようだ。Aちゃんを含め全員が初体験

R0014832R0014838笹の葉の中に材料をおにぎりのように巻き込み、こぼれないように糸でしっかり結びつけるだけだが、簡単なようで慣れるまで若干のテクニックが必要だ。餃子作りよりも少し神経を使う。まあ、男性陣はすぐに飽きてしまったのであるが・・・

R0014845R0014848出来上がり後30分ほど蒸すと、できたてちまきの完成! 豚肉とたれの味がご飯にしっかりと染み渡ってまさに極上の出来で、誰もが感動した。これってアジアでも、なかなかできる体験じゃないよね~

R0014679ちまきだけでは少し寂しいので、Aちゃんが作って出したビーフンもいつもながらおいしいが、暑さが和らいだ夕刻にさわやかな風に吹かれながら自宅の庭でいただくというのは、やはり格別だ。

R0014591陽がすっかり沈んでからは、フランスで買って持ち帰ってきた寝椅子に横たわり真夏の星を眺めるなんていうのも、ロマンチックでおつな過ごし方だ。

一日が終わり周りの家庭の明かりも消えたころ庭に出て仰いで見ると、19世紀の建物に囲まれた上空のはるかかなたに、無数の星が輝いているのが見える

自然が近く空気も澄んだハイデルベルクだから”都心”でも味わえる、この空の近さ。

さて、今日は宇宙に何をお願いしようかなあ~

イチゴざんまい

Jamjam8今、ドイツはイチゴの旬の後半だ。

イチゴの醍醐味は自分で取って食べることだと信じている俺は、今年は既に2箇所(フランクフルト郊外とハイデルベルク郊外)のイチゴ農園にイチゴ狩りにでかけたよ!

欧州のイチゴはビニールハウスも棚も使用せず、地面にまいてそのまま育てるという、昔ながらの方法だ。イチゴ農園はあちこちにあり、自分で収穫ができる場所も多い。

もちろんスーパーでも大きなイチゴのコーナーができて真っ赤に彩られるけれど、自分で収穫したイチゴの新鮮さと甘酸っぱさにはもちろんかなわない

Dscf0042Dscf0052Dscf0055ベルリンで一度イチゴ狩りに行って勝手を知っている俺は、イチゴ農園に近づくと武者震いがする (^。^)

ちなみに前回ベルリンでのイチゴ狩りで腰を痛めた苦い経験のあるAちゃんは、今回はパス・・・

Dscf0058Dscf0057赤いイチゴが畑になっている姿は、とてもかわいらしい。つまみ食いをしながら甘みや熟度や形をエンジョイするのもいい。そしてなにより、こうして土に向き合っていることで心が癒される気がする。

Dscf0046結局2回とも、大き目の手持ち箱2つが満杯になるまで夢中で収穫し、しめて5キロちょっとになった。これでお値段は14ユーロ(1600円)。安いよねえ~

Jamjam5Jamjam6家に持ち帰ってさっそく山のように食べたり、イチゴシェイクにもしたけれど、もちろん食べきれる量ではない。残りは丁寧に洗ってへたを取り、Aちゃんが適度な量の砂糖をかけて一晩冷蔵庫に。

ジャム作りのキーポイントは、他のお菓子類と同様に、砂糖の量だ。砂糖にもいろいろな種類がある。イチゴだって、甘いときもあればすっぱい場合もある。しかし一定量の砂糖を入れないとうまく固まらない

Jamjam7Aちゃんはジャム作りの際にゼラチンなどを一切入れないので、果物と砂糖だけで固まる割合を見極め、イチゴの形を崩さないように気をつけながら、適正な温度(摂氏105度)になるまでかき混ぜ続けるのだ。

Jamjam3こうして華麗なるイチゴジャムのできあがり ヽ(*^。^*)ノ

Jamjam2いちごそのものが凝縮したような味・・・うまい! 友人にもいくつかあげたけれど、大好評だったよ!

さて今日も、いっただっきま~す (^¬^)

本当のフランスパンを求めて

Dscf4260州のよいとこDscf4266ろのひとつは、パンがおいしいところ。

ドイツの丸いパンもなかなかいいのであるが、俺的には、やっぱりベストはバゲット(フランスパン)。でも、ドイツにはおいしいのがなかなかない。

ところが、土曜日に行ってきた、ドイツ国境沿いに近い別のフランスの町、Wissembourg(ウイッソンブール)で、思いがけず、本物の焼きたてフランスパンをゲットできたのだ (V^-°)

なぜ「思いがけず」かというと、あまり期待していなかったから。。。フランス東部のアルザス地域はもともと20世紀初めまでドイツの一部であったし、食文化も似ている。アルザスの代表料理は、ソーセージと酢漬けキャベツ(シュークルート)だからねえ。

さて、このWissembourgは、ハイデルベルクから車で1時間15分ほど。こじんまりしているがDscf42619世紀からあるという、アルザス北部ではそれなりにしっかりした伝統的な町Dscf4268である。町並みもなかなかきれいだ。

町には魚屋さんもあり、カフェもたくさん! さっそくカフェの一軒で、ネットでも出ていたCafe la Pepiniere へ。大きなエクレアの中のクリームが、ねっとりしDscf4265て旨い! カフェ・オ・レも2.5ユーロという安さだ。

アルザス建築はドイツのこの辺りの田舎のそれに似ている。国境近くを車で走ると、小さな村や町をいくつも通るが、ドイツ側もフランス側も建築様式には違いはないみたい。もとは同じ国だったんだから、当然だよね。違いと言えば、ドイツの村のほうがストイックなほどに清潔であるくらいか 

もう少し暖かければ外もゆっくり楽しめるんだと思うけど、残雪こそ今は少なくなったが、やっぱり気温はまだ2~3度。カフェに行くのも、まずは体を温めるためだ。

歩いていると、狭い店内に人がびっしりのパン屋兼ケーキ屋 Rebert(ルベール) を発見し、思わず入ってみる。

http://www.rebert.fr/patisserie/index.html

陳列されているケーキはどれも旨そうだったけど、奥にあるバゲットとクロワッサンを見て体が震える。やったあ!! バゲットのこんがり具合は、本物そうだDscf4269。でも、ここは100年前まで元ドイツ領の国境の町。大丈夫か・・・

外に出て、おそるおそるバゲットをちぎって食してみると、うっ う・ま・い~ v(°∇^*)⌒☆ 

バゲットは外が硬く、中身もパリッとしていて、香ばしさがはじける。パリやプロバンスのバゲットと変わらないハイレベルの本物の味に、笑みが止まらなかったよ。ああ、幸せ~

あとで食べてみたクロワッサンや洋梨のタルトも、なかなかの味だった。でも今日のハイライトは、やっぱりバゲット! こんな素晴らしいものが近くにあるなら、毎週でも来ようかなあ。

ついでに、フランスのスーパー巡り第2弾として、Soufflenheimという町にあるカルフールの最大ライバル、Leclerc(ルクレルク)へ行ってみた。正直、カルフールのほうが品揃えがよかったけど、鮮魚コーナーがもっと広かったり、併設の中華料理店がビックリするほど美味だったり、いくつか覚えておきたいDscf4271ポイントがあDscf4274ったので、一応収穫はあり。

フランスシリーズは、まだまだ続きま~す!

冬の小樽の旨いもん

年末から引越しのため家でネットが使えなくなり、あっという間に新年になってしまったが、昨R0012143年の北海道R0012160訪問の後編を・・・ 

今回の帰省では、小樽の旨いものをさらに発見。

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Aちゃんと出会ってからというもの、帰省の度ごとに確実に深まっていく故郷の旨いもんに関する知識と経験値には、自分でも全く驚いているよ。

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まずは海鮮で評判の飲み屋街花園町のお店へ。早めに行ったから運良く入れたものの、R0012122R0012123内はすぐにびR0012126っしりに...R0012131

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お通しから焼きホタテ2コという豪華さで舌鼓を打っていると、刺身の盛り合わせが運ばれてくる。どれも旨いが、特に絶品だったのはとろけるようなプR0012125リプリの甘エビだ。

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白子たっぷりの白子汁や、ほとんどカニしか入っていないカニサラダも素晴らしい。しかし一番心にしみたのはニシン漬けである。オーナーのお母さんが丁寧に愛情込めて漬けたということで、ニシン御殿も立つ小樽産のニシンとこうじの生み出すハーモニーは喩えようがない旨さであった。すごいボリュームがあるにもかかわらずお値段は400円以下であるから、もう何も言えなR0012168いよねえ。R0012170

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翌日は有名な三角市場へ行き、試食した上で、脚が一本欠けている大きな茹でタラバちゃんを値切って3,500円で購入。どうしても食べてみたかったから、実家に持ち帰って、他にいろいろ料理がある中で無理して食べたのであるが、それでもジューシーな食感を堪能した。

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そしてなんといっても、小樽で一番老舗で旨いと言われている寿司の大和屋は感動ものだった。もう、しゃりからして全然違う。母親とAちゃんと3人で、もう際限もなく食R0012181べる食R0012184べる・・・R0012189R0012190

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寿司だけじゃなく土瓶蒸しなんかもおいしかったよ。

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また小樽に来るときはぜひ立ち寄ろうっと!!

農園生活と「しばしの」お別れ

5月初めから成城学園前で始めた6㎡の例のミニ菜園。その後の経過だが、増していく暑さYasai_dekita6と雨の多さのせいもあって植物たちはグングン成長している

5月後半から葉レタスやバジルが毎週取れ始め、ついで玉レタス、春菊、チンゲンサイと続いた。次いで6月中旬、1本の苗から5つに枝分かれしたキューリが実をつけ始めたと思ったとたん大ブームキューリは計30本くらいも実ったであろうか

同時進行で7月初めからはナスとシシトウ、7月中旬からはオクラとトマトが実り始め、これらは今まさに旬でまだまだ現在成長中の様子である。合間には枝豆やシソなどもかなり収穫している。トマトやキューリは既に人の背丈くらいの高さYasai_dekita8達しており、農Yasai_dekita7園の職員の話Yasai_dekita5ではオクラも180cmほどになるらしい。

収穫は毎週行くたびに大量にあり、うまくつぶさないように、かつ、重さをバランスさせながら片道25分の道のりを自転車で持ち帰るのはかなりの困難を伴う。

車一台の駐車スペースにも満たないこの土地で有機肥料だけを使ってこれだけの収量になるなんて、土の持つパワーには毎回改めて驚かされる。味も市販品とは比較にならない。

俺たち2人だけで食べるには量的にも多すぎるのでパーティーを開いたり友達にあげたりしているという話は前回ブログにも書いたよね。友人達から「おいしかった」という便り(メールや口頭で)が届いた日などは、それこそ生産者冥利に尽きるうれしさでYasai_dekita3一杯になYasai_dekita2るもんだ。

だが収穫して新鮮なうちに友人に会って渡せる機会がなかったり、あっても量がさばけないこともある。そこで最近の技としては東京東部に住む叔母の家にコンビニから翌朝配達で送りつけるようになってしまった。叔母は旦那さんの弁当を作ったり夕食にしたり近所の人に分けたりして喜んでくれているようなので、「大口需要家」として重宝させてもらっているというわけだ。

充実感と喜びを大いに味わえたミニ農園体験だったけど、実は明け渡しの日が近づいている。仕事に加えて週末の予定も最近多く家にいなかったりする中で、農園に毎週必ず行って手入れと収穫をするというのがだんだん時間的にきつくなってきているためだ。今後海外への出入りが多くなるとさらに難しくなる。この流れはあらかじめ予想できたため、農園契約は当初から8月末までにしてあったんだよね。

だから次回8月末に欧州へ長期出張に出る前に後片付けをしてお別れ… 

ちょっと残念だけど、やっぱり好きだから、近い将来またどこかで必ず農園を再開する予定です。

ぜひお楽しみに!

台中の農園訪問

さて、農園訪問のとりあえずの締めくくりは、台中(台湾中部)の有機農園

先日1週間ほど台湾に行ったときに、Aちゃんのお母さんにお願いして連れて行ってもらったのだNoenfood6Noenfood12Noenfood11

ここは観光農園ではなく、Aちゃんのお母さんの大親友の夫婦が退職後の趣味でやっている。とはいえ、山の中の広い土地に道路を敷いて家を建て(このピンクの家)いろんな作物を育てているので、趣味というにはかなり大掛かりなものだ。

この日は大雨だったのだが、おじさんが傘と長靴を貸してくれて早速2人で裏の農園へ。Aちゃんやお母さん、それに妹は… 笑っておじさん宅でお留守番 *^^*

6月はじめでも毎日32度を越す暑さでかつ湿気も高い台湾中部では、植生は東京とも北海道ともかなり異なっていて面白い。

まずは細長いまだら模様のスイカ。雑草も生え放題の地面に野放しでごろごろしている。土地が広いってのは、いいねえ~ そう、今はスイカの時期なのだ!

Noenfood2

キャベツやナスなども大自然の中で育てている。キャベツは大きくて虫に食われ放題になっていたけど、そんなの気にしない、気にしない! Noenfood4ナスは日Noenfood3本のものと違って細長く、より柔らかい。

こちらはまだ小さいヒョウタンと、キューリのようなもの。確かに、キューリは本当はこんな風に網棚を作って育てたほうが楽だ。俺の農地では狭くてそんなことできないかNoenfood9ら、一部のキュウリは地面を這いつくばNoenfood10って変色してしまっているから。。。

台湾はもともとフルーツ天国であるが、この農園でも丘に沿ってニョキニョキとバナナの木が生えている。もちろんバナナの木なんか一切ケアする必要がないから、日本に輸出されているものみたいにまだ緑のうちに収穫するのではなく、ちゃんと黄色くなったらNoenfood5取って食べるわけだ。当然甘さなんかが全然違う。

あと、ここの農園にはなかったけど今は梨の季節でもあり、Aちゃん出身地Noenfoodd2の東勢で有名Noenfoodd1フルーツ市場では大量の梨が取引されていたよ。

おじさんに農園を見せてもらった後は家に案内され、お決まりの採れたて果物が出てきた。やったぜ!

この本物の台湾バナナを見よ! 日本のスーパーにある大型台湾バナナとは違う小さなタイプの方が濃くてねっとりしており味わいが深いのだ。ぜいたくに黄色い部分だけいNoenfood14ただく 

マンゴも2種類あり、小さいほうの種類は品種改良前の原種で、地元でしかNoenfood15流通していない。実は少ないものの、甘酸っぱく思い出にNoenfood13残る原種っぽい味で俺は大好きだ。

さらには、パイナップルにプラム、ああっ なんと旨いことか!! 日本に帰っては食べられない貴重で新鮮な果物をお腹いっぱいいただいてから、おじさんにお礼を言って農園を後にしたのであった。

また食べに来ま~す  ヾヾ ^_^

収穫祭

少し前のことになるが、北海道から帰ってから昔の同僚たちを集めて収穫祭(!?)のホームパーティーをやったよ。

成城学園の農園では最近かなり収穫できている。5月2日に始めたというのに、植物の生育は、なんとも早い早い w(°o°)w

特に天気が良かった週なんかは20センチくらい伸びていることもあり、現在ではきゅうりは身長以上の高さにつるを巻き、トマトも1メートルくらいになっているよ。

現在収穫中なのはレタスときゅうりとししとう、それにバジル。特に葉レタスは外側からちぎっていくとまた生えてくるのだが、毎週毎週大きなビニール袋に2つくらいも収穫でき、翌週行くとまた同じくらいの量ができている。すごいよねえ~

Tabemono1

こちらはバジルとイカを辛味風に仕上げたもの。かなりピリ辛だが、おいしかったよ!

やっぱり自分で作った野菜というのは全然違う。愛情も一応こもっているし(#^.^#) 形も色も不ぞろいだけど、買ってきた野菜のような水気でごまかした感じがなく、野菜本来のくせの強い香りと味がそのまま残っているのだ。

先日北海道に行ったときに有機農園で契約してきたアスパラ季節便がちょうどTabemono2パーティー直前に届いたので、そちらもAちゃんがいろいろ頑張って料理してくれた。

まずは赤井川村で食べたのと同じ形式で、白アスパラとグリーンアスパラと自家製ベーコンを温泉卵でいただく。う~ん、ジューシーで素晴らしい感触!!  Aちゃん、このために皿を買っちゃったみたいだが、まっしょうがないか (f^Tabemono3^)

もちろん、白アスパラを網でグリルしたり、グリーンアスパラTabemono6Tabemono5塩コショウで炒めても素晴らしいことは言うまでもない。

ホームパーティーは本来タイ風というテーマだったはずなのだが、残りのアスパラはホタテと一緒にTabemono4炒めたりしてお出しした。

タイ風ということでパイナップルを入れた焼き飯をパイナップルの皮に盛って出したり、奮闘してテーブルいっぱいの料理を作っていたよ。カレーが若干辛かったりといったことはあったけど、概してとても好評なディナーとなっTabemono8たよ。Tabemono10

今回パーティーに来たメンバーは大半が2年前の俺たちのバリ島の結婚式に来た人たちなので、結婚式のときの写真をスライドショーでみたりしながら、なつかしの話題で盛り上がった。

Tabemono12

俺たちはパーティーの翌日に台湾へ出発予定だったから、余った食事は半強制的に全員でお持ち帰り (*^_^*)

取れすぎた新鮮自家製野菜も5つの小袋に分けて入れ、女性陣中心にちゃんと持ち帰って引き続き堪能してもらった(はず)のであった。

また、遊びに来てね~!

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