無料ブログはココログ

深夜の庭の花たち

最近ドイツはとても天気がよく、昨日は27度の暑さであった。

そこでAちゃんと脚立を出して、夜の庭の写真を撮ってみたよ。

R0019147 R0019155 ハイデルベルクの自宅の庭の木々や植物も、昨年よりもかなり早いペースで大きくなってきている。

ブドウも実を結び、イチジクももう3センチくらいの実がついている。昨年まではブドウが熟することはなかったので、今後が楽しみだ。

R0019145 前の入居者が植えていったバラもどんどん伸びている。1週間前に大胆にかなり枝を切ったにも関わらず、真っ赤な花が夜に映える

R0019167こちらはリビング用に買った花。

とっても気持ちの良いさわやかな夜だったよ!

ベルリンのよかったところ

1週間前にAちゃんがやってきてから、やっと家が少しずつ片付いてきた。

俺は18歳で小樽を出てから、人口百万人以下の場所に住むのが初めてであり、成人してから初の田舎生活ということになる。

一人でいる間はあまり気にならなかったし、今でも暮らしは気に入っているんだけど、二人になると今まで当たり前だった事が、いかに当たり前じゃないかにより気づかされる。

先日出張から戻ってきてフランクフルトで夜に仕事の用事があったので、Aちゃんもハイデルベルクからジョインして家具屋さんへ行ってきた。Manufactumという、ややハイグレードで本物志向の店だ。

最近フランクフルトに店がオープンしたので、前からAちゃんも行きたがったいたから、いい機会だ。新規オープンだけあってきれいな店で、結局はタオルなど小物だけ買って帰ってきたのだが、満足満足!

この店ベルリンにもあったのだが、家から歩いて5分だったということもあり、頻繁に行っており、併設のおいしいパン屋さんなんかはしょっちゅうお世話になっていた。でも、今では車で1時間の距離になってしまったので、それをめがけて出かけない限り無理だ。

Aちゃんいわく、「ベルリンにいたときは田舎っぽいと思ったけれど、これまでいかに都会に住んでいたか、有り難みがよくわかったよ〜

日常品の買い物なら近くに小さなスーパーもあるけれど、標準サイズの一通り揃ったスーパーは中心部に数件、あとは郊外立地である。

ドイツの画一的で味気ないAldiやReweのようなチェーンスーパーにはなるべく行かないようにしているが、それでもベルリン時代のように徒歩圏にはないので、どうしても買う必要のあるときには車で出かけることになる。車は確かに便利ではあるけれど、「わざわざ車を出して行く」ことから、あまり気軽に出かける感じではない。

車で出かけると、郊外の大規模ショッピングセンターにも行ける。駐車場3000台規模のショッピングセンターはハイデルベルク郊外でも複数あり、土曜日は駐車できないほど大混雑している。でも中にある店はどこも画一的であり、特に食品店はおなじみのチェーンスーパーのみ。家具や大工用品などの非常な充実ぶりに比べて、食の貧しさが目立つ

先日日曜日、今の一軒家を借りているオーナー夫婦のところに呼ばれてお茶をしにいった。彼らはかなりお金持ちでもあり芸術家でもある。でも、何か地元で困っている事はと聞かれてスーパーの話題を出すと、

AldiとReweに行くのがいいよ。こことそこにあるし、ここは無料で駐車できる。この2店舗はよく近接しており、でも別な商品系統が置いてあるから両方行くとなおいい。特にAldiは店のレイアウトがどの店でも全く同じだから、使いやすい

「そうですか ••••••••」

美食の街ブリュッセルに35年間住んでいた人でさえも、ドイツ人はやっぱりそういう感覚なんだよねえ。おいしい食材を求めようという思考は全然ないのだ。

 

ベルリンではKaDeWeのような「高級食品店」も身近にあった。パリやウイーンなどにも、高級食材を扱う店は必ず存在する。しかし、それは今では望むべくもない。フランスへ行って「地元の普通においしいもの」を食せるだけ、まだ恵まれていると言える。

昼のランチなんかも、今の究極の田舎では、よくてドイツ料理のシュニッツェル(とんかつ)だ。素晴らしい味とは言えなかったけれど、和食やタイ料理などのアジア料理に毎日繰り出していたベルリン時代が、なんだかなつかしい。

というわけなので、「食のための遠出」は、しばらく続く予定で〜す!

雪のハイデルベルクへ赴任

Dscf4217年も明けて早Dscf4220々、ついにDscf4216イデルベルクへ赴任したよ!

フィンエアー(ちなみに初めて搭乗、思ったよりいい)でヘルシンキ経由ブリュッセルに到着。翌日にベルギー会社に出社して同僚の置いて行った車を取り、雪の中ハイデルベルクまで5時間運転して行くという幕開けになった。

ブリュッセルへ着くと一面真っ白の銀世界! 気温も-4度程度で、ここまで雪が長く残っていることは俺の5年間のブリュッセル時代にもほとんどなかったと記憶している。

俺は雪国出身であるが、実は雪の上を運転したことがほとんどない (∩_∩;)P

まあしかし、雪やアイスバーンの冬道を運転する車に「同乗」した経験は長いので、急ブレーキが効かないとかカーブすると横滑りするとか、その具合はなんとなく体でわかる。雪道に全然縁がない人よりはましであるが・・・

ともあれ、これは旅行じゃなくて引越だから荷物も半端じゃなくたくさんある。遠路でも車で来るというのは悪くない、としておこう。

さて、ハイデルベルクに着くと新居のオーナーさんと会い、彼のアトリエに数泊させてもらった。このオーナーさん夫妻は自分の住居の他に建物を2つ所有していて、それがアトリエと俺たちの家だ。両方とも同じ敷地内に建っている。

アトリエの1階は現代アートのキャンバスがたくさんの仕事部屋であり、日本で言う2階は応接間、ベッドルーム、シャワールームになっている。お客さんが「1軒貸しきって(=ヴィラタイプで)」宿泊できるようになっているわけだ。これをただで貸してもらっているわけだから、とっても親切な方たちだ。

Dscf4211こにから向かいの自分の家を窓から見ると、こんな感じ。

週が明けると早速会社へも出社が始まり、慌しい中で自分のセットアップもこなさなければならなかった。インターネット、固定電話、携帯電話、住民登録、会社の入館証、無線LAN、ガソリンカード、名刺・・・ それに、これから始まる肝心のビザ申請。

先週水曜日に同僚夫婦に来てもらって家への引越しを手伝っDscf4214てもらいDscf4218、やっと新居生活が始まったよ!

とにかく空っぽなので、荷物が着くまでということで、机3脚・椅子4脚・ランプ2つ・シングルベット2つ、などを(これまたタダで)借りてアトリエから搬入。まだまだだだっ広いし収納スペースゼロであるが、とりあえずは暮らせる (*^-'*)>

週末明けると早速会社へも出社が始まり、慌しい中で自分のセットアップもこなさなければならない。インターネット、固定電話、携帯電話、住民登録、会社の入館証、無線LAN、ガソリンカード、名刺・・・ それに、これから始まる肝心のビザ申請。

さらには各種の買い物。Aちゃんもいないので、今買うのは必要最小限のものだけ。家具類もなしで、スーツケースを開けたままの生活が続く

早く家に「魂を入れられる」ように、頑張りま~す!

再びドイツへ引越し

091217_002_3先週、引越し荷物の搬出を行った。

思えば今年2月にドイツから帰国した際、荷物が2便に分かれて東京の家に届いたのは2月末~3月であった。家をセットアップしてパーティーなどをやっていたのが4月頃。そして12月にはまた引越しでドイツへ荷物を搬出。

東京に居住できた期間は結局1年にも満たなかったよヽ(ー_ー )ノ 

今回の引越し荷物の量は20㎥前後に上り、コンテナ1台を借り切ることにした。

実際の出国日は1月上旬であるため今荷物を出してしまうと本来は苦しいのであるが、年末前に日本の税関検査を通過して船に乗せるためにはギリギリの日程だったのだ。この日を過ぎてしまうと到着が少なくとも2週間遅れてしまうらしい。Aちゃんの来独は来年2月中を予定しているが、日本から送った引越し荷物の到着も約2ヶ月かかるので、荷物が着く頃に来てくれればちょうどいいなあという公算だ。

ここにはオーナー所有の基本的な電化製品があるので、あまり持っていきたくないもの(ドイツIKEA製の皿やカップなど)をキープしておいて使いながら最終日に会社のトランクルームに移動させれば、生活に特に支障は出ない。

ところで今回の搬出作業は引越会社の作業員が朝8:50にやってきて、作業員3人掛りで俺たちも手伝って、結局終わったのは夕方6時半であった。

前回ベルリンからの引越しの際は作業員7~8人が付いて梱包しそれでも午後3時くらいまでかかっていたのと比べると、日本勤務の日本人作業員の手際の良さはさすがだ。それは費用の差にも現れており、同じ引越会社を使っても欧州発日本行と日本発欧州行の料金は2倍以上、つまり軽く百万円以上異なる

欧州で日本並みのフル梱包・搬出・トラッキングサービスのついた引越をアレンジするのは、すごく割高につくということだ。前回の引越の際にはこんなもんかと思っていたが、今回の見積費用の安さを見てビックリ

引越作業が終わりがらんとしたリビングを見ていると、あっという間の東京滞在だったなあということが、改めて思い起こされる。

永遠の楽園卿、ファンタジーランド東京・・・ 集団催眠術にかかったような刹那的快楽と妄想にどこまでも浸れる街。なんだか夢のようだった。

徹底した「非居住者モード」で期限付のガイジン意識で通したからこそ気兼ねせず目一杯楽しめたけど、これ以上ダラダラと居たら夢も醒めることくらい俺だって本能的にわかっている。考えすぎてダメ人間になってしまうか、思考停止して会社人間に成ってしまうかの究極の選択しかないだろう。

この国で「安定して」「正しい」生活ができるだけの強さと従順さを、残念ながら俺は持ち合わせていないようだ。

でも、そろそろまじめに仕事して人様の役に立たなきゃ!って真剣に思うので、俺はもうすぐ現実世界に戻ります。雪降りしきるドイツの土地に・・・それが今のところ正しい流れだと思うし、目に見えない何かにちゃんと導かれているような気がするよ。

・・・おっとその前に、昼も氷点下の北海道へ行って来ま~す!

ドイツで家探しの記録

ハイデルベルクでようやく住む家が決まったのはよかったのだけど、3週間に渡る物件サーチでたくさんの「ノウハウ」と画像が残っていてもったいないので、訪問20物件の一部をここで紹介しておくよ。

将来ハイデルベルクで住処を探す人、必見!

まずハイデルベルクの地形だけど、東西にネッカー川が走っており、北岸は切り立った山。南岸の狭い平地が旧市街となっており、すぐ後ろが急な山になっている。ただ、旧市街より西側へ行くと北岸・南岸とも広大な平地になっている。

つまり、「北西(Neuenheim)・南西(Weststadt)」は平地、「北東(Ziegelhausen)」は山、「南東(Altstadt)」は旧市街とすぐ後ろの山、という感じだ。

さて物Dscf3610件だけどDscf3631・・・Dscf3632

①これは「北西」平地の物件。きれいな住宅が並んでいる典型的な住宅地だ。この物件は日本で言う3階とロフトにまたがる120㎡で、同じ大きさの部屋が3つほどあり、窓からは山が望め、眼下には緑豊かな住宅地が広がるよい場所だ。旧市街からは市内電車で数駅と近い。しかし・・・キッチンがない!家具なら日本から運べばよいが、システムキッチンは購入したくないためDscf3646、ボツに。Dscf3654Dscf3657Dscf3655

②これは「北東」物件。川から山間に3キロほど入った場所にあり、両側に山が迫る300㎡の広い庭つきの一軒家ということで行ってみたのだが、確かにびっくりするほどに広く庭側の環境は抜群!しかし、唯一の幹線道路沿いでありうるさい、老夫婦が住んでDscf3925いる建物自体が低質で趣向に合わDscf3945ないことからDscf3917、ボツに。Dscf3918

③これも「北東」ではあるが高台にあり、川を見下ろす絶景ロケーション。眺めは文句なく素晴しく、それだけでも相当に惹かれるものがある。弁護士や医者やマネージャーなどが住むエリア。しかし、家自体のクオリティーは高くなく、裏の山側ははっきり言って汚いこと、特にキッチンがみDscf3791すぼらしDscf3819いという理Dscf3825で、却下・Dscf3820Dscf3803・・

④これは相当に考えて迷った「北西」の住宅地物件。山の始まりに位置し、斜面を利用して作った美しい庭を上っていくと、一歩駆け上がるごとに別の光景が広がる素晴しさ。オーナーが1階に住んでおり自分のために建てたので建物はよく考えられており、新築だが実にしっかりしている。キッチンは素晴しく洗濯機も唯一完備している物件。賃貸対象はロフト部分だが、90㎡とやや狭いこと、収納スペースがなくたんすを設置できる高さもないこと、間取り上ゲストDscf3843ルームDscf3845がないことからDscf3833、迷った挙句ボDscf3848ツに。

⑤これも「北東」物件だが、川から6キロも入っており、これ以上先には住宅がない山奥にある。両サイドに山が迫り、山の一部は斜面が芝生で羊がいるなど、まるでスイスを思わせる素晴しい環境。140㎡の広さとしっかりしたキッチンがある。しかし、あまりに遠すぎることDscf3731、その割にはDscf3683幹線道路に近くDscf3685てうるさいことかDscf3713ら、却下。

⑥これも「北東」物件であるが川からは2分ほどの距離と近い。段々畑状の庭があり自由に野菜でも作っていいということでありバルコニーからの向かいの山の眺Dscf4002めもよかったDscf3986のだが、片面Dscf3995が地上階Dscf3988であることとキッチンがないことから断念。

⑦これは「南西」の物件。伝統建築で風格があり、日本で言う2階部分。閑静なよい住宅地で、庭や眺めもいい。しかしまだ大規模改修中であり改装後でどうなるかが見えないこと、バスルームに窓がないこと、110㎡の広Dscf4038さにしては家Dscf4011賃が高めであるDscf4035ことから却下。Dscf4033

⑧ここは「北西」住宅地の北端で、旧市街からはかなり離れた戸建て風(数世帯住宅)の新興住宅地。キッチンなどもあり間取りもいい。ただ、郊外がよほど好きならいいが、同じスタイルの戸建住宅が立ち並ぶイケテない場所であり欧州らしさがない他、窓から墓地が見えるためにボツ

住処探しはまさしく何を取り何を捨てるかの選択。時間制限と闘いながらも自分たちが納得行くまで粘り強く探すことが大事だけど、今回は俺もAちゃんもよく頑張ったから心残りなし

皆さんもぜひ頑張って!

ハイデルベルクに夢の一軒家!

Dscf4085

延長に延長の末、先週末にようやく長期出張からの日本帰還を果たした。

出張中はいつも慌しい日々ではあるが、自分の本当のフィールドで活躍できるというのは充実感のあるものだ。日本に帰ってくると気分も落ち着き、友人にも多く会え、楽しいことや旨いものも盛りだくさんなのであるが、ここが自分の「活躍の場」だとはあまり思えない

台湾に行っても同じことで、人懐こいみんなと旨い物に囲まれて幸せなのであるが、自分として台湾で何か大きなことが成し遂げられるとはどうしても思えない。

やはり、日本に足がかりを持ちながら欧州にいるという状態が自分的には最適だし、世の中のニーズに合っているように思える。全ては直感だけど、人生って直感がものを言うことが実に多いからねえ。

出張といっても最近では1ヶ月間に渡ることが多いので、7月から今までは日本と欧州(主にドイツが中心)を交互に1カ月おきに往復している。

ドイツでは他国に出張するとき以外はホテルに長期滞在するわけだが、それはそれでもう生活パターンとして確立されており、繰り返すうちに既に現地に住んでいる感覚になってくる。それはもう、東京とは別世界だけど。。。

ひとつ言えるのは、車は必須だということだ。会社が山の中にあり車通勤しているだけではなく、ミーティングなどもドイツ中から営業マンなどがフランクフルト空港近くのホテルなどどこかの拠点に車で集まり、会議後はまたそれぞれ車を駆って散っていくというやり方が多い。

移動時間がかかるので、会社に必ずしも毎日行くというわけでもない。というわけで特に遠出しなくても、今回も3週間で3000キロくらいの走行距離になってしまった。

ところで出張が慌しかった理由はもうひとつある。それは住居探し! 

来年1月から赴任するためにハイデルベルク市内で探したのだが、まずは町を知りたいし、どのような物件があるのかも知りたい。そのためには訪問物件の数をこなすのが一番だ。

ネットサイトを見てこれはと思えば不動産屋に連絡し、アポ入れをして見に行くのだが、相手の都合などもありなかなか連絡がつかなかったり、訪問時間が限られたりすることが多い。11月の夕暮れは早いので、物件視察は遅くても午後5時までが限界だ。そこで3時くらいには会社を出て、連日物件ツアーに明け暮れることに・・・

ハイデルベルクは比較的小さな町であるが、川を見下ろせる絶景の斜面沿い、平地の住宅地の集合住宅、山間部で広い庭付きの家など、実にバラエティーに富んでいる。

いったん不動産巡りを始めると、ベルリンで不動産業をやっていた頃の血が騒ぎ楽しいのであるが、時間はやっぱり取られるので、ホテルに帰ってから夜まで残業することになってしまう。

こうして情報収集して経験値を高めておき、最後の1週間Aちゃんがドイツ入りした段階でよさそうな物件だけをもう一度集中的に回った。

いろいろ紆余曲折があったけれど、最終的には素敵な庭付きの一軒家に決定! ハイデルベルク旧市街地は4階建くらいの建物がびっしりであるが、その中で市街唯一と言われる一軒家で、100年前ほどに建てられてオーナーが本来Dscf4087自分の住居用に大改修したもの。

繁華街からは一本は入った小道にあり、ゲートがあってプライバシーも保てるし、とっても閑静。それでいてコーナー曲がれば素敵なカフェもあるし、ネッカー川やハイデルベルク城や買い物ストリートは徒歩すぐという便利さ

東向きの庭付きなので、キッチンで料理したら庭のテーブルについて食べることができるし、パーティーもしやすい。

寝室とゲストルームは2階にあり、窓からは青空と向かいの伝統建築のアパートの中庭が望める。ダイニングや居間・キッチンは1階だから、寝室空間とは完全に切り離されている

まあ家賃は若干高いけれど、それだけの価値があると思う。

1月以降が楽しみ~!

東京生活セットアップ

10日ほど前、約3年間のベルリン駐在から無事帰国したよ~

成田空港到着ロビーのエスカレーターに表示してあるWelcome to Japan / おかえりなさい」という見慣れた絶妙な訳語が、今度ばかりはしみじみと心にしみる...

日本到着までの「乗り換え経過地点」のウイーンと台湾では、重い引越し荷物と家なき子の落ち着かなさにも関わらず頑張って楽しんだんだけど、それはまた追ってアップする予定。なんせまだ東京の住処にはネットも開通していない状態で、煙くさい近所のネットカフェのお世話になっているもんで 笑

ドイツから船便の第1便が到着して搬入されたばかりで、家はご覧の通りIKEAの家具とダンボール類が山積み状態。世帯持ちの引越しは初体験だけど、やっぱり独身時代とは全然違うねえ。Pict0876

でも、引越しに慣れていてインテリア好きのAちゃんなら、あっと言う間にドンドンとセットアップして、大家さんもびっくりの素敵な住空間にコーディネートしていくことは時間の問題です、ハイ。 ほんと、楽しみ! 

さっそく朝ごはんは家でホットケーキを ( ^0^)_

Pict0893_2

日本での新生活には最新式の炊飯器!ということで、ネットで注文して昨日届いたのはSANYOの『匠純銅』。おどり炊きといって炊いたご飯が立つらしい。釜の飯とPict0885同じ炊き方を採用しているようPict0887で、有名料亭のシェフのお墨付きも得ている新発売品。

さて、味の方は...まじで普通の炊飯器とは全然違う!!! 寅福で出る釜戸のご飯とほとんど同じクオリティーに仕上がっています。衝撃的な完成度だよ (^u^

着いて最初の数日間は久しぶりの東京に興奮しすぎて、長旅の疲れにも関わらず親友と再会してついはしゃぎすぎる場面もあったけど、1週間ほどしてAちゃんもジョインしてちょっと落ち着いてみると‥‥

う~ん、やっぱりニッポンは素晴らしい

この安全、穏やかさ、便利さ、手軽さ、おいしさ、快適さ、製品の性能の高さ、それに天気の暖かさ。食材でも家電でも数限りないチョイスがあり、そのサービスの速さや丁寧さも尋常じゃなく、質の割りに値段も決して高くない。この国に生まれたことを感謝しないとバチが当たりそうなくらい、実に恵まれている。

強いて言えばそこに住んでいる人たちが、にも関わらずあまりハッピーに見えないのが若干不安というか心配。集団意識とメディアの世情で悲観論が蔓延し、サービス業の人は「お客様は神様」精神が行き過ぎてロボット型マニュアル対応に従事させられ、自信を失っている人が多いようだ。ほんとはもっと思いっきり人生をエンジョイできるのにねえ、こんな素晴らしいところに住んでたら‥‥ほんと、もったいない!

荷物整理と家のセットアップ作業は当分続く見込みだけど、落ち着いてきたら、初めて住む世田谷の面白どころ発見もやってみたいなあ。

というわけで次回は、ちょっと遡って厳寒のウイーン紀行で~す!

いよいよ引っ越し!

最近のベルリンはすっかり冬になり、朝カーテンを開けると雪景色になることも多くなった。

Hikkoshi2

Hikkoshi3そんなベルリンでの生活も、実はあとわずか。ドイツ赴任期間がもうすぐ終わり、東京に帰国することになったからだ

思えばもう3年間近く(Aちゃんは2年間くらいだが)になる。初めてのドイツ生活だったけど、ほんといろんなことがあったなあ~ 

仕事も面白かったし、ちゃんとAちゃんと結婚生活も始められたし(!)、あっちこっち旅をしたし、欧州に住む旧友たちとも親交を深められたし… まあよくないことも当然いろいろあったが、総合満足度はとっても高かったと思う  。

ひとつの国を味わうには駐在期間的にも長すぎず短すぎず、絶妙なタイミングだ (*^o^*)

あれっ ドイツ文化とドイツ人の考え方に感動した…は正直、それほどないか (^^;)

でも、赴任前でも一般人よりは知っているつもりだったドイツとドイツに生まれ育った人たちについて、そこに住むことで開眼させられる思いをしたことも少なくない。

やっぱり異国に住むってのは、好奇心を刺激されるから脳も活性化する気がするんだよね。

しか~し!

あまりノスタルジーに浸っている暇はない。引越しでもう、てんやわんやの状態。引越しがこんなに大変なことだなんて… 所帯持ちの引越しってのは、やっぱ違うねえ

ベルリンでは割と広い場所に住んでいたので家具も多い。日本の家にはとても入りそうもない、2メートル以上の高さの洋服ダンスや、電圧が異なる日本では使えない電化製品、IKEAなどで安く仕入れたベッドや棚、さらに不要な本など、帰国前に処分しなければいけないものが多いのだ。

Hikkoshiii3

Hikkoshiii5Hikkoshiii1もちろん、価値のあるものはちゃんと売りたいし、使えるものは友人にあげるなどしてできるだけ有効に使ってもらえるようにしたいから、捨てるというのは最終手段だ。

この売る作業は、非常に時間を要する

周囲の友人などに話しても、そう簡単に欲しい人はみつからない。仕方がないからコミュニティー・サイトやネットオークションに載せるが、そのためにはまずきれいな写真を撮り(Aちゃんの役割)、条件を記載し、落札したら電話やメール連絡を取り、送金を待ち、さらに受け取りに来るためのアポを取り、家にいて引き渡さなければならない。

Hikkoshiii2

Hikkoshiii8Hikkoshiii7Hikkoshiii4当然売れないこともあるし、すぐに支払わない人もいるし、質問もいろいろ来るし、いろんなケースがある。

家具も自分で解体しなければいけないし、配達することもある。最初は楽しんでやっていたけど、師走が近づいて忙しくなってくるとさすがに疲れてきた。

でも、時間をかけるだけ実入りが大きいのも事実だ。まさしく、時はカネなり!

魅力的な写真を撮ってネットオークションに載せると、いい物にはすごい反響がある。この赤いソファーは特に大人気で、3年前に 11万円で買ったものが6万円で売れた。

Hikkoshiii6

そんな多忙な中でも先週末、Aちゃんは頑張って、からすみ入り手作りパスタに初挑戦。何時間も格闘していたけど、うまかった~ 

Hikkoshi4

Hikkoshi5

来週には引越し屋さんも来るから、荷造りも週末で済ませてしまわないと。といっても始めたばかりだけど…

まずはよく寝て、頑張ろうっと! \(~0~)/

花のある生活

Ff32ベルリンに戻ってからというもの、一日のうちに雨と曇りと晴れを交互に繰り返す不安点な天気が続いている(ノ_・。)

直後からうちに泊まりに来ていた香港とオランダからの友人たちも去り、ようやくいつものベルリン生活が戻ってきて、久しぶりの週末ヨガも復活!

ということでここら辺で、Aちゃん撮影の花の写真を順不同で一気に公開。エンジョイ!

Ff2Ff3Ff5Ff12Ff7Ff8







Ff13Ff14Ff33Ff16Ff15Ff9







Ff17

Ff29Ff21Ff18Ff19
Ff20

Ff23
Ff30Ff24

Ff26Ff1Ff11
Ff27

Ff28


Ff31
Ff4Ff25Ff10Ff22
Ff6

生活の喜び

Cimg5898_a_2
Dsc_0052_2_2n

Cimg5901_d








最近、友人を呼んでパーティーしたときに、久々に部屋をきれいに片付けたよ

もう、こういう機会がないと、すぐにだらしなくなってしまう (*^o^*)

パーティーは部屋がきれいになるし、Aちゃんの腕を振るった中華料理も食べれるのでいい機会なのだが、普段が普段だから片付けは楽ではない。。。

片付けのあとは、きれいなリビングに日の光が差して、眩しいくらいに輝いている。ほんとこれは、結婚するまでは味わうこともなかった生活の喜びだね!

Cimg5899_b

Cimg5900_c

こちらは、最近のインテリア。バスルームの青いカーテンの隣のランプは、オランダに行ったときにAちゃんが雑貨屋さんで見つけて買ってきたもの。

隣の暗い部屋に燈る照明は、Aちゃんが組み立てて白く色をつけたもの ☆.。.:*・°☆

Dsc_0050f

Dsc_0036e

ついでに、ここ1ヶ月くらいで買ってきて飾り付けた花たちも一挙に載せま~す! 

Dsc_0010lDsc_0033mDsc_0020kDsc_0079_2_pDsc_0059_2_oDsc_0053g_2Dsc_0072iDsc_0064_2_j

より以前の記事一覧

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31