台北まで一枚ください!
先週末のドイツは、月曜が休みで三連休だった。皆さんどこで過ごしましたか?
えっ 俺はって? …それは、台北!
まあいろいろ事情はあるんだが(心配するようなことじゃないけどね)、飛行機を二度乗りついで20時間の距離にあるある台北で連休を過ごすことにした俺。
これってクレージー!? いやいや、家族を思えばこそだよねえ~ (@^_^)ゞ
この旅行は急遽決定しのだが、数日前に、とあるドイツ旅行代理店でネット予約した。
ところが、土曜の昼12時。はるばるフランクフルト空港まで行ってから、いざCathy Pacitic航空のカウンターでEチケットを出して航空券をもらおうとすると、
「予約が入っていないし、今日は381席すべて満席だから乗れないですよ。」
はああっ!!!???
頭が真っ白になるが、ここで引き下がるはずは当然ない。
カウンターでがなりたて、旅行代理店に電話してしつこく食い下がると、どうもその代理店は、空席がない便だったにかかわらず、確実に席が取れたという自動メールを送ってきたまま、何も対応していないことが判明。
しかし土曜ということもあり、代理店の担当者も、上司がいないからこれ以上の対応はできないの一点張り。上司の携帯にすぐ電話させたが、つながらないとか言っている。
どうしよう。。。
わざわざフランクフルトまで来て、ベルリンに引き返すわけにも。。。。それに、Aちゃんは16時間後に台北空港に迎えに来るのだ。
その日の台北行きの便は、乗り継ぎ便含めて、全部もう出てしまっている。
万事休すか…
結局、空席待ちということで、Cathy Pacificの正規航空券を買って待機しますか、と聞かれた。
選択肢はない。
5秒考えて、俺は言った。
「台北まで、1枚ください。」
おいおい、空席待ちで乗れたら乗るなんて、盆正月の日本の国内線航空券じゃないんだからさあ~ こんな度胸でアジアまで飛ぶ奴なんて、まずいないよな。
出発は13時50分。待つことしばらく。
すると、ベテランのカウンターのおばさんが、いろんな書類をひっくり返したあげく、手続きらしいものを始めた。誰か、乗らなかった人が出たらしい。
やれやれ、ほっ。。。
というのもつかの間。手続きが終わると、あと出発まで30分しかない。広く混雑する空港内を、人を押し分け、あるいは謝りながら先に通してもらって、出国審査と荷物検査を抜け、ダッシュでなんとか搭乗できた。
台北には、日曜の朝10時半に予定通り到着。迎えに来てくれたAちゃんと、翌日月曜夜8時半までの2日間弱を過ごしたよ。
まずは、Aちゃんのお姉さん家族の家に行き、みんなで飲茶に。
前にも行ったことのある中心街の人気店で、日曜だからちょっと待たされたけど、いつものようにすべてがすばらしくうまかった。しかも、まともな飲茶なんてないドイツから直接行くと、ますます感動を呼ぶのだ。。。
30度以上の暑さの中、今回は初めて夜市の屋台にもトライ。すごい人で、かつ、立ち止まっては食べれないから、みんな流れるように歩きながらほうばる。
イカの脚を焼いたのとか、やたらとスパイシーな焼いたマッシュルームとか、肉団子スープとか。やっぱり、台湾は何でもうまいねえ (^¬^)
…でもね、時が発つのはあっという間。
翌日月曜夜、Aちゃんとお姉さんの息子さんが空港まで送ってくれて、涙の別れをしたよ。次はいつ会えるんだろう。きっと、もうすぐだよね。
火曜朝9時半、ベルリンに帰った俺は、当然そのまま家に荷物だけ置き、まっすぐ会社へ。開始5分前に滑り込みで間に合った電話会議から始まり、やることはたっぷり控えている。
ちなみにそのとんでもない食わせ物の旅行代理店とは、正規料金とディスカウント料金の差額約180ユーロを払い戻させることで決着。次回の無料クーポンまで送ってきやがった。
でも、もう当分使ってやらないぞ ( ̄ヘ ̄)
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